地球中心の超高温高圧を再現=ダイヤ実験装置で世界記録−東工大など(時事通信)

 自然界で最も硬いダイヤモンド同士の間に微量の純粋な鉄を挟み、地球の中心に相当する超高温高圧状態を再現したと、東京工業大と海洋研究開発機構、高輝度光科学研究センターの研究チームが10日までに発表した。温度は5500度、圧力は364万気圧で、世界最高記録。
 東工大の広瀬敬教授によると、この実験は地球内部の化学組成を解明し、46億年前に地球がどのように形成されたかを探るのが目的。中心にある固体の内核は、地震波の伝わり方から、主に鉄でできていると考えられ、再現実験で構造解析を行う。次は、液体の外核に、鉄以外のどんな成分が含まれるかが焦点となる。
 実験に使ったのは、円すい形(底面直径約3ミリ)の0.2カラット(0.04グラム)の天然ダイヤで、1個20万円程度。2個の先端を突き合わせ、間に純鉄を挟んだ状態で、圧力を掛けるとともに、近赤外線レーザーを照射した。超高温高圧を達成できたのは、ダイヤの先端部の形を工夫し、加工精度を高める努力を10年間続けた成果という。 

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