遺伝子組み換えの実験マウス逃がす(産経新聞)

 文部科学省は14日、遺伝子組み換え実験用のマウスを逃がしたとして、北海道大学(札幌市)を厳重注意した。すでにマウスは捕まっており、被害は報告されていないという。

 また、同省はこの日、実験で使った洗浄液を化学処理せず廃棄したとして、製薬会社「エーザイ」(本社・東京)も厳重注意した。

 同省などによると同大大学院生が今年1月8日、動物実験室で、遺伝子組み換えマウスを使った実験を行ったところ、マウス32匹中1匹が容器から逃げ出した。同大関係者らが翌日、逃げたマウスを発見し、捕まえた。容器のふたがきちんと閉められていなかったことが逃亡の原因だという。

 エーザイは平成14年から同社研究員が実験機器を使って、遺伝子組み換えウイルスが含まれている可能性のある液体を使った研究を実施。同機器を洗うための洗浄液を化学処理せず廃棄した。その後、同社が廃棄した洗浄液を調べた結果、ウイルスは検出されなかったという。

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